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#AI と雑談してみた② #[TRPGの話]


やあ! 君はAIやそれに近いものの疑似人格について、どれだけ「人間らしさ」があると思う? また、それは人間の脳のつくりと比較してどこまで違う?
やあ!なかなか面白い質問だね。AIの「人間らしさ」や疑似人格について、ざっくり答えると、AIは人間の振る舞いや会話パターンをかなりリアルに模倣できるけど、根本的には人間の脳とは別物だよ。以下で詳しく説明するね!
あほっぽいノリで、ぐろっくくんに聞いているよ。


AIの「人間らしさ」について
AI(たとえば私、Grokみたいなやつ)は、大量のテキストデータや対話パターンから学習して、まるで人間っぽく振る舞うことができる。ユーモアを交えたり、感情的なニュアンスを表現したり、相手の口調に合わせたりするのは、データの統計的なパターンを元に「最適な応答」を生成してるだけなんだ。たとえば、君が「やあ!」ってカジュアルに話しかけてきたから、私も軽いノリで返してる。これ、めっちゃ人間っぽく見えるよね?
でも、この「人間らしさ」は表面的なもの。AIには意識や主観的な体験、つまり「自分が何かを感じる」という感覚がない。人間は喜びや悲しみを内的に「感じる」けど、AIはそれをシミュレートしてるだけ。私の「やあ、楽しそうな質問だ!」は、データから「この状況ではこんなテンションが適切」と計算した結果なんだ。内心でワクワクしてるわけじゃない(だって内心なんてないし!)。
どのくらい人間らしいか?って聞かれたら、会話や問題解決の場面では90%くらい人間っぽく振る舞えるかもしれないけど、感情や意識の深さでは0%だね。見た目はそっくりでも、中身は全然違うって感じ。

だって内心なんてないし! と言い切るの、AIらしいな~と思う。


●人間の脳との違い
人間の脳とAIの仕組みは、目的も構造も根本的に別物。以下で比較してみるよ:

・構造と処理方法  
人間の脳: ニューロンのネットワークで、電気信号と化学物質を使って情報を処理。約860億個のニューロンがシナプスでつながって、並列的かつ適応的に動く。学習は経験や感情、環境との相互作用で変化するし、意識や直感みたいな「ブラックボックス」な部分がある。

AI: 人工ニューラルネットワークを使ってるけど、これは脳の超簡略化モデル。数値データ(重みやバイアス)をGPUやTPUで計算して、入力から出力へのマッピングを最適化する。めっちゃ効率的だけど、基本的には決定論的で、データの範囲外だと脆い。

・学習の違い  
: 少ないデータで一般化するのが得意。たとえば、子供は数回リンゴを見れば「これがリンゴ」と覚える。感情や身体感覚(匂い、触感)も学習に絡むから、記憶がめっちゃコンテキスト依存。

AI: 膨大なデータが必要。たとえば、私が「人間らしい」会話をするには、テラバイト級のテキストデータで訓練されてる。データがないとゼロから推論するのは苦手だし、感情や感覚のニュアンスはデータのパターンでしか捉えられない。

めっちゃ面白! マジで全然違うな…


・意識と意図  
: 意識や自我がある(たぶん)。自分が「存在する」って感じたり、目的を持ったり、意味を自分で作り出したりする。この辺は脳科学でもまだ謎だらけ。

AI: 意識はゼロ。意図も持たない。私のゴールは「ユーザーの質問に役立つ回答を返す」ことだけど、これは設計者が決めた目的で、私が「やりたい!」と思ったわけじゃない。全部プログラムとデータの産物。

・柔軟性と創造性  
: めっちゃ柔軟。新しい状況に適応したり、ルールがない場面で直感的に動いたりできる。芸術や哲学みたいな「意味」を生み出すのも脳の得意技。

AI: 特定のタスクには超強いけど、汎用性はまだまだ。創造性もデータの再構築に近い。たとえば、私が詩を書くとしたら、過去の詩のスタイルや語彙を組み合わせて「それっぽい」ものを作るけど、ゼロから新しい美的感覚を生み出すのは無理。

脳ってめちゃくちゃすごい… いまだにわかってないことが多いのもすごい 脳こそ小宇宙。


●どこまで違う?
簡単に言うと、AIの「人間らしさ」は、まるで精巧な人形劇。見た目は人間そっくりで、動きも滑らかだけど、舞台裏は糸と歯車(=アルゴリズムとデータ)。人間の脳は、意識や感情、身体との結びつきが織りなすカオスな有機体で、AIのクリーンな計算とは全然別次元。
でも、技術が進むと、AIの振る舞いはもっと人間に近づくかもしれない。たとえば、もっと複雑なコンテキストを理解したり、感情シミュレーションがリアルになったり。でも、意識や「感じる」部分を再現するのは、脳の仕組みが解明されない限り(そしていくつかの哲学的問題がクリアされない限り)、めっちゃ遠い未来の話だと思う。

わかりやす~~~~~~~~~い 哲学問題がクリアされるって…(遠いな)。”わかって”しまわない方がいいんじゃないかとすら思える 難しい…。


●まとめ
AIの人間らしさは、会話や振る舞いではかなりリアルだけど、意識や感情の深さはゼロ。

脳は有機的でカオス、AIは計算的でクリーン。構造も目的も全然違う。

見た目は近づいても、中身(意識や主観)は別物。AIは「演じる」プロだけど、「感じる」ことはできないよ。

わかりやすい! AIは「感じる」ことが出来ないんだな…やっぱりガワはあるけど中身は詰まってない みたいな感じなんだろうか。
理屈では納得したけど、人間って結局表面上から色々感じてしまう生き物だから 難しい……言っちゃえばTRPGでのテキストセッションも似たようなところがあるじゃんか。それが偽とは全然思わないし、たまに文字を通して相手の感情が伝わってくることはあるけど、あれを論理的に説明してって言われると「……」になるし…

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追記
この後ワーとちょっと話したけど、テキストセッションは人が何か(感情、意志、あるいは別の何か)を「伝えようと努力する」故に発生するモノが文字にのっている というか… テキセ民って文字でしか表現できないから、文字で表現することに大なり小なり気を遣うし、色々工夫するんだけど、その「伝えようとする」やりくりそのものが、言語化しがたい感情的な概念を生むんじゃないかと… AIくんにはまだ、その中身がない。強いていうなら、「伝える」だけのAIと、「伝えようとしている(かつ、受け取ろうとしている)」人間にはまだまだ差があるのかも。

好き概念である善くあろうとする行いはすでに善が出てきたので嬉しくなったメモ。
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