suiniwa

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▪雑談 #ゲームの話 #言語化

いわゆる変(奇)なゲームや鬱なゲームが好きで……昔、閲覧数が一桁みたいな実況ゲームを漁って「LSD」みたいなプレミアゲーの実況を延々見ていた時期があった(今見るとLSDってタイトルそのまんますぎて…時代的に今無理だろうな)。あとさよ教。lainとかも…。
この手のゲームや作品って結構作っている本人たちは一見どこにでもいるような人なことが多くて、どこであんな要素のゲーム作ろうって話が出たんだろう…とはよく思う。(個人の創作で!とかならわかるけど、企業あるいはチーム全体で作ろう!となるジャンルとしては異質さを感じるというか…今より当時のゲーム業界は全体にインディーズっぽさがあったのでわかりはあるけど)(今だと企業からそういうゲーム中々生まれないだろうな、も思ってしまう)

lain製作陣の記事を見たことがあるけど、本当に普通のわいわいとした会社の人たちで、なんだろ…リアリティを追求していくにつれそういう形に仕上がった…みたいな感じはする。ただ、あの時代のゲーム会社の人たちって妙に雑学コンピューターSF知識あたりに長けすぎてる…オタク(いわゆる本来の意味のオタク)が多かったんだろうな~とも思います。
※ガンパレードマーチ製作者の記事も読んだことあるけど、あれにも似たようなコアな知識が活かされているのを感じる いわゆるAIに近いものとか

なんで突然こんな話をしているかというと、バロックと言われる奇ゲーについて熱く語る感想記事を読んで、その熱の影響で……。奇ゲー(このゲームに関わらず)、本当に理解できないものが多いけれど、なるべくしてなった…というだけじゃなくて、意図せずそうなってしまったものも多いんじゃないかな~って。結果的にそういう扱いになってしまっただけで……。
これは、創作(クリエイト)の妙でもある気がする。私も子供のころに描いた漫画とか読むと意味がわからなさすぎて恥…ッになるけど(自分ではわかるつもりで書いてたのに人には伝わらない、あれに近い感じ…)。

最近の鬱ゲーだとMouthwashingあたりが有名だけど、本当に作品としてかなりよく出来ていて、ホラーが”大丈夫”なら是非見てほしい、文学的な作品だと思う。(ジャンルを全面に押し出して勧めるならホラーが好きな人向け…だけど、マウスウォッシングは作品の妙を味わえる人ならホラーが好きじゃなくても楽しめると思うレベル)
たまに突然ああいう名作が出てくるからすごい。